日 時 : 平成22年1月14日 ( 木 ) 12:30~13:30
場 所 : リーガロイヤルホテル広島 音戸の間
出席者 : 43名
キワニス基金 : \2,020-(国際委員会より寄付)
o 河尻会長のゴングで開会
o 河尻会長新年ご挨拶
明けましておめでとうございます。今日は特別寒いですがこうして爽やかなお顔でお集まりいただき、ありがとうございます。世の中、気温も気温ですが、テレビを観ていても良い話は一つもなく、低迷、不景気、底割れ、何と言うのか何でも詰め込んだ悪い状態です。政治の方も新しい方たちに替わられましたが、どうも板に付いてないと言うのか…。
正月から暗い話ばかりしますが、ただ今年は干支だけは素晴らしい雰囲気ですね。十二支のトラ年ですから動物の「虎」で言えば『一日に千里行って千里帰る』、すごく行動力のある、逞しい、力強いことになると思います。しかし干支の「庚寅」をちょっと調べてみますと、こっちの方がそれよりもいいかもしれません。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、庚寅の年というのは“何もかも行き詰ったときに自分で改まろうとする年”だそうです。十二支の寅は、元々は寅に虫偏をつけた「螾」と言う字で、その意味は”蠢く”とか、”蚓(ミミズ)”、”ツクツクボウシ”だそうで、”春に芽が出る、動き出す”ということだそうです。それで庚の“あらたまる”という意味と合わせて“あらためて新しい芽が出る年だ”ということになる。ですから、今はいろんな事が行き詰った感がありますが、何ヶ月か経つとそういう状態になると期待すれば、前向きに行けるんじゃないかという気がしております。
今年はわれわれ広島キワニスクラブも設立40周年を6月に迎えます。また3年後にはASPAC広島大会を開催します。そしていろいろな委員会活動も従来と趣向を変えまして、われわれなりに前向きにどうしたらいいか考えておりますので、この一年ひとつよろしくお願いいたします。
o 新入会員にバッジ贈呈
佐々木 昌弘 (ささき まさひろ) 氏 広島県健康福祉局 局長
昭和44年7月2日生 秋田大学医学部卒
迫井正深氏の後任 趣味 : 柔道、子育て
ご挨拶…みなさん、こんにちは。多くの方は初めましてでございます。また、新年明けましておめでとうございます。先ほどご紹介いただきました、広島県健康福祉局長の、迫井の後任で昨年10月20日に着任いたしました、佐々木昌弘と申します。この度は、伝統と栄誉ある広島キワニスクラブ会員の末席に加えていただき、深くお礼申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。
私は、昭和44年7月、アポロ11号が月面着陸した頃ですが、秋田県横手市に生まれました。秋田ですと、多くの方は多分いらしたことすらないかもしれませんね。私の生まれた横手という所は奥羽山脈沿いですので、中国山地沿いの県北部は私にとって非常にファミリアでございます。スキー場に行くことなども非常に楽しみにしています。そのまま横手で小学校まで過ごしまして、中学・高校は東京に柔道留学しておりました。その中学・高校の同級生が吉田秀彦でございます。
じゃあ何で医学部に行ったかと申しますと、柔道という世界は基本アマチュアなので、なかなか将来柔道で飯を食うことができない。それで地元の秋田大学に行こうと思いました。どこの学部と言っても、鉱山学部と教育学部と医学部の3つしかない。結果、医学部に進んだわけです。
じゃなんでまた東京に行ったかと申しますと、私が大学5年の時に吉田がオリンピックで金メダルを取ったこともあり、「これはやっぱり一旗揚げなきゃいかん」という意識で、秋田で医者を2年ほどいたしましたが、平成8年に厚生労働省に入省しました。入省後、保健所の統廃合とか、あと所沢のほうれん草ダイオキシン問題というのがありましたが、あの頃が環境庁のダイオキシンの担当係長でした。そして平成12年に介護保険制度が始まりましたが、その開始直前から始まって3年間、平成15年までは介護保険制度を担当しておりました。平成15年に結婚しまして、参考までに今回広島には家内と3人の子どもと一緒に来ております。その後、国立病院、検疫所等を担当して、こちらに参る直前のポストが医療安全を担当する室長でした。医療安全というのは、みなさん『チーム・バチスタの栄光』という作品をご存じでしょうか、テレビとか映画にもなりましたが、あそこに出てくる医療版の事故調査委員会の準備室長というのが、私の前のポストに相当するものです。この度政権交代等もあってかどうか分かりませんが、10月20日というタイミングで広島県庁にお世話になることになりました。その翌々10月22日に広島県知事選の公示があって、そして今日に至るというわけでございます。
私今申しましたように柔道が好きでございます。その他に和歌の鑑賞が非常に好きで、あと普通に様々な所を移動するのが好きでして、今県庁への出勤も自転車で来ております。公務でも仕事中市内を移動する場合は自転車で移動しております。今40歳で、おそらく一番若いかと思います。そういう体を動かす仕事とか足を動かすような仕事はとても得意でございますので、そのような形ででも貢献できればと思います。また公務でも、健康福祉行政、医療、保健、福祉とございますので、そちらでも色々とご指導をいただきながら、広島県のために貢献したいと思っております。また広くキワニスクラブの志に従って社会に貢献してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
o 寅年生まれの会員のご紹介
大正15年生まれ (84) 横﨑会員 山下会員
昭和13年生まれ (72) 内海会員 河尻会員
昭和25年生まれ (60) 河村会員 花岡会員 森元(英)会員 川平会員
昭和37年生まれ (48) 井上会員
o 年男(寅年)山下会員(他 横崎会員、河尻会員、井上会員) 乾杯の音頭
寅年は寅年ですがおじいさんトラ一人で乾杯は寂しいので、今お名前を呼ばれた若い方々も壇上でご一緒に、寅年全員で元気よく乾杯といきましょう。それでは、今会長がお話しされましたように、これから日本の国がどうなるか、心配なことが多いですね。不景気を吹っ飛ばすために乾杯いたしましょう。乾杯! ありがとうございました。
o 1月誕生会員に記念品贈呈
徳永会員 戸﨑会員 長尾会員
※ 徳永会員には85才を迎えられましたのでお花の贈呈
o 事務局報告
1. 3月12日から台北で第35回国際キワニス アジア太平洋地区総会ASPAC(アスパック)が開催されます。3年後の平成25(2013)年には広島でASPACを開催しますが、「ASPACって、そもそも何なの?」という会員の方もたくさんいらっしゃることと思います。それを知るためには、『百聞は一見に如かず』、実際に参加してみるのが一番です。これまで参加されたことのない方も、ご家族・ご友人ともども、ぜひご参加くださいますようお願いします。(広島クラブ主催ツアーの案内を配布、欠席者には郵送)
2. 元会員の平山助成様(平山郁夫美術館館長)より『第94回院展』の招待券をいただきました。
o 1月誕生会員エピソード
徳永会員(広島ガス)… 85回目の誕生日を祝っていただき有難うございます。後期高齢者として10年目を迎えましたが、目出度くもあり、目出度くもなしといった心境です。体力の衰えをカバーするために色々な事を試していますが、若い時のような効き目はありません。
昨年は政権が交代して、漢字大賞は「新」の字に決まりましたが、昨今の政治情勢は「国債、献金、基地」問題で”三重苦”の様相を呈しています。経済情勢も同様に「円高、株安、デフレ」の”三重苦”となり、平成22年は日本にとって試練の年になりそうです。何とか2つの”三重苦”を脱却して明るい社会、楽しい生活を取り戻したいものです。
戸﨑会員(広島ホームテレビ)… キワニスのメンバーになって2回目の誕生日を1月4日に迎えました。約1年半が経過しましたが、未だメンバーの皆様のお顔と名前が一致せず、度々失礼しております点をこの場をお借りして、お詫び申しあげます。
前回のこの場でもお話ししましたが、私はかれこれ10年ほど前から、四国88札所参りをしておりまして過去に別格の20ケ寺と合わせて、108ケ寺を4回お参りいたしました。現在は5回目にチャレンジ中で、昨年の12月の初旬に伊予、愛媛の44番札所から58番札所をお参りしてきました。久しぶりのお遍路で大変でした。
特にお遍路泣かせと言われております、45番札所の岩屋寺では、途中何度も何度も一休みしながら何とか本堂にたどり着きましたが、今までより随分時間がかかりました。本人はあまり認めたくありませんが年のせいであることは、間違いないと言うことだと観念いたしました。いつか、歩き遍路を一度したいと思っておりますが、少し不安な気持ちになります。
今回は、久し振りのお参りでしたので、57番札所の永福寺で、いつも笑顔で迎えてくれるお姿さんの顔が見えなかったので、おたずねしましたところ、元気でいらっしゃるとお聞きして、連れの友人と顔を見合わせホットいたしました。
何回もお参りしてますと、それぞれのお寺の住職さんとお話するのが、ひとつの楽しみでもあります。ただし、住職さんにも色んな方がおられまして、大変含蓄のあることをおっしゃる方もあれば、世に言う生臭なんとかと言われる方もいらして、人それぞれでございます。でも、それはそれでいいのだろうと私はかってに思っています。今年中に5回目も達成したいと思っていますが、昨年から、少し仕事面で忙しくなりましたので自信はございませんが、何とか頑張ってみたいと思っています。最後になりましたが、62歳の誕生日を祝って頂きありがとうございました。
長尾会員(中国経済産業局)… 52歳の誕生日のお祝いを頂きまことにありがとうございます。中国経済産業局は、さらに本年を飛躍の年とするため、この地域を表す”中国”という言葉「ど真ん中」という意味に捉えて、経済活性化のど真ん中にすべく職員一丸となって全力で業務に当たりたいと存じますので、何卒よろしくお願い申し上げます。